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考察とかしようと思ったらその前になぜか書けていた、
あおいによるあおいのためのあおい脳内の俺TSUEEEEE厨二病駄文。
なんかもう皆さん本当にごめんなさい鼻息で吹き飛ばしてください……。

あと文中では昴が村人陣営という前提になっていますが、もちろん狼かもしれないし狐かもしれません。
できれば狼だったら中の人はフェンデルさんを希望します! あおい好みのイケメンだから!!


 


【三目の朝】
【ティアナさんは 無な姿で発見された。】

その朝発見された遺体の顔は、綺麗なまま残されていた。
恐怖に見開かれた瞳。悲鳴をあげる寸前に押さえつけられたのだろう、半開きの唇。
おそらくは生きたまま貪り喰われた、その恐怖と苦痛はいかほどだったことだろう。

まだ幼い少女の顔が、綺麗なまま残されていた。顔だけが。
首から下は引き裂かれ、抉り盗られ、喰い散らかされた内臓や肉片が白い骨からぶら下がっていた。
脳が理解を拒むほど惨たらしいのに、噎せ返るほどの血臭が現実を突きつける。

「何だよ……っ、これっ!」

酷いの一言では欠片ほども表現できない、目の前の現実を否定したい。
それなのにわざとらしく、捕らえた獲物を誇示するように残された顔がそれを許さない。

食べにくかったのだろうか、わずかに喰い残された細い指に昴はそっと触れた。

「ティアナはまだ……11歳だぜ……?」

幸せも、夢も未来も、もうこの冷たい小さな手は掴めない。
なにもかも全部これからだったはずなのに、すべて。

いつか誰かからの愛を飾ったかもしれない左手の薬指が、ぽろりとこぼれて落ちた。

 

「おはよー、さっそく今日の結果だよ! ティアナちゃんは○だったよ」

後方から、今日の占い結果を告げる元気な声が聞こえた。

「占いCO、來嘉○だ」

誰ももう、無残な死体に興味を持たない。
朝に死体があるのは当たり前のことで、何も疑う余地なんてない。

「占いCO、ティアナ嬢○でした」

問題なのはそれが噛まれた死体なのか、呪殺された死体なのか、ただそれだけだ。
夜明けに誰かが殺されるのは当たり前で、夕暮れに誰かを殺すのも当たり前だ。

……何でそんなの受け入れるんだ。
どうして誰も疑わない? ゲーム? 「汝は人狼なりや?」だと?
どうして諾々と、訳の分からない手紙なんて受け入れる?

渦巻く議論は誰が狼か、誰が狐か。
「何故自分たちは殺し殺されるのか」にどうして興味を持たないんだ?

「ゲーム」が何なのか分からない。何が起こっているか納得できない。
だからといって当たり前だと諦めたら、ティアナの死も花音の死も月柑の死も、「当たり前」の中に葬られてしまう。
「当たり前」に未来が消えるだなんて許さない。

思考を諦めるな。ふざけた神なんかに屈するな。
答えは絶対にあるはずだ。


「なぁ、メル。この事件何か可笑しいと思わねーか……?」
 

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